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🐗美郷バレー構想

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美郷バレー構想による取り組みを発信しています! https://www.town.misato.shimane.jp/yamakujira/
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新春 美郷バレー・きゃらバン

1月22日(水)、美郷町役場に隣接するみさと館を会場にJA島根おおち地区本部農政会議邑智地区(以下「農政会議」)の獣害対策研修会が開催されました。 開催にあたり、主催者事務局のJA島根おおち邑智地区本部営農部長から「美郷町から獣害対策を一緒にやっていきましょうという提案をいただいてこのたび研修会を開催にこぎつけました」と冒頭あいさつがありました。 このため、今回の農政会議研修会は美郷バレーの協定企業団体等が積極的に活動・推進している美郷バレー・きゃらバンも共催。お馴染みの獣

ポーランドからのクリスマスプレゼント

12月18日(水)夕方、NHK松江放送局地域ニュース『しまね610』で隠岐の島の郷土料理・隠岐そば作りの体験会の様子が放送されました。隠岐そばはつなぎを使わないサバの出汁で食べる郷土料理だそうです。その隠岐そばをおいしそうに食べている女性の姿が・・・。 もしかして隠岐の島町の国際交流員。 隠岐の島町は相撲を縁に平成28年(2016)にポーランド・ヴィエルコポルスカ県・クロトシン市と友好都市提携をされています。これはクロトシン市の市章。 美郷町には新型コロナによるパンデミックの

2024 今年最後の山くじらの郷・訪問者

12月24日(火)徳島県那賀町から同町職員と農業委員会の10名の方が年内最後の視察者として来町されました。 那賀町は徳島県南部の清流・那賀川の上流、平成17年(2005)に5町村で合併した人口約7200人の町です。面積は美郷町の約2.5倍、全国屈指の林業地帯“木頭(きとう)スギ”で有名な町でもあります。あわせて特産品は柚子、木頭柚子の産地としてブランド化され、観葉植物・オモトは生産量日本一。 写真は那賀川の長安口ダム、大釜の滝(初夏・秋)、大龍寺ロープウェイ・・・と美郷町と同

獲ったどぉ~・・・

12月17日(火)、午前10時頃、一本の電話が・・・。 「4頭イノシシが捕まりました」と。声の主は美郷バレー・きゃらバンで町や麻布大学と一緒に活動しているタイガー(株)の社員。 この日は三瓶山が望めない、時折、雨やみぞれ、あられの降る冬の空模様。 12月12日(木)に国営開発農地の一つ、寺谷団地に仕掛けた箱ワナに4頭イノシシが捕まったという電話。 高大な寺谷団地の奥の一角に据えられた箱ワナ。軽トラック荷台の大きさほどのスペースの中に4頭のイノシシが御用となっているという電話。

有機野菜を死守せよ!師走編

ここは山を切り開いて広大な農地に造成した国営開発農地。ここはその一つ、寺谷団地。一面に広がる枯れた枝葉の地中に眠っているキクイモ。その先に大山隠岐国立公園・三瓶山(さんべさん)を望むことができる風光明媚な畑。 この日、陽がかげり、気温がグーンと下がった12月12日(木)の午後、キクイモ収穫とあわせてビーツの栽培を所有している「有機の美郷」の社員の姿も見られます。一見、赤カブかな?と見間違えるほどよく似ていますが実はホウレンソウの仲間。カリウムや鉄など栄養価の高い西洋野菜として

続・イチジクを死守せよ!…もう師走

師走に入って貴重な冬晴れの日。ここは美郷町小松地と別府から望む大山隠岐国立公園・三瓶山。 師走を迎えましたが山には紅葉が見受けられる景色。 季節の流れは早いもので「サルと盆花」(8月)から4ケ月。 あの美郷バレー・きゃらバンで古くなった電柵を更新した松本さんの畑は今、どうなっているのか?ちょっと畑を伺ってみると夏野菜や花の華やかな畑は白ネギがびっしり栽培されていました。白ネギは冬の鍋シーズンには欠かせない冬野菜。白いところはサルの大好物。しかし、今も電柵はきちんと設置・維持

旧三江線廃線(2018年3月末)から6年7ケ月…

表紙の写真は2018年(平成30)3月末にJR三江線が廃線になる1年前、2017年の石見簗瀬駅を発車した車両(キハ120形)。廃線が決まり、それまで1両運行だった車両が別れを惜しむ乗り鉄、撮り鉄、観光客の増加に伴い2車両に。ラストラン数ケ月は木次線や芸備線の車両も加えてさらに3両編成に。石見簗瀬駅の下り線、隣駅・乙原駅の駅舎。廃線翌日の駅舎。 廃線から6年7ケ月。既に乙原駅舎がとかれた跡地から線路敷・約300m先にJR西日本所有の森林、通称「鉄道林」の「森林再生実証実験」の

2018年3末廃線 旧三江線沿いの鉄道林

11月29日(金)午前10時、雨風ときにみぞれ山陰特有の冬空の下、美郷町乙原でJR西日本所有の森林、通称「鉄道林」と呼ばれる面積約5.8ヘクタールに林立したスギ・ヒノキ材を線路敷の活用による木材搬出技術の実証、評価、「森林再生実証実験」について報道向けの現地説明会が開催されました。 JR西日本、広島大学、鳥取大学、邑智郡森林組合などのJR鉄道林関係者はじめ報道機関計28名が参集。 平成30年3月末をもって廃線になった約108キロメートルの旧三江線。 全国各地でローカル線の存

今シーズン一番の冷え込み、来訪者

11月20日(水)、美郷町は秋冬の今シーズン一番の冷え込みになりました。日中はご覧のとおり、江の川沿岸の紅葉が深まり、遠くには大山隠岐国立公園三瓶山(1126m)がくっきりと見渡せる晴天になりました。 この日は広島県立農業技術大学校の2年生23名と先生1名が広島県庄原市の学校を朝7時過ぎに出発。23人のうち長崎県や福岡県、京都府など7人が広島県外からの学生だそうです。美郷町に9時に到着。美郷町へは今年で11回目の研修授業とあって美郷町の人口対策における活動人口の一つとして町の

秋晴れの『みさとふるさとまつり』出展

11月10日(日)、先月10月8日に竣工した『カヌーパークみさと カヌーレIMAI』(美郷町信喜)を会場に今年で20回目を迎えた『美郷町産業祭みさとふるさとまつり』が秋晴れの下、開催されました。 美郷バレー関連ブースでは、新しい特産品のお披露目も兼ねてシカのペットフードや山くじらのクラフトに加えてシカ革の小物製品も展示しました。このほか、飲食エリアでは「山くじら煮込み丼」など山くじらの郷ならではの食も楽しむことのできた日になりました。 美郷バレーを担当する美郷バレー課のもう

NHKスぺシャル2022/6/11・岡山県美咲町から

“雅ねぇ”こと獣害研究家・井上雅央(いのうえ まさてる)先生がせっせと焚火をしている中、1台の中型バスが・・・前日(くにびき学園東部校)と同じようなシチュエーションの中。 10月30日(水)午前10時すぎ、中型バスから降りた15名うち何と岡山県美咲町の2つの地域住民13名と役場職員2名。朝6時に美咲町を出発。美咲町は岡山県中央部の津山市に隣接する人口約15,000人の町。 美咲町といえば、令和4年6月11日、NHKスペシャル『災い転じて福となす~雅ねぇと中国山地~』の取材地。

くにびき学園東部校・シニア世代と交流 第2弾

10月29日(火)朝、“雅ねぇ”こと獣害研究家・井上雅央(いのうえ まさてる)先生が、青空サロン畑(美郷町乙原)の横で薪にライターで火をつけて暖をとろうとしています。「紙など人工物をつかわずに火を炊くのがいい」と焚火のこだわりを話しながら小枝を足しながら火力が増しはじめると徐々に木の大きさも太くしていきます。「じっと、火を見つめていると時間の経つのも忘れて焚火はええな~(関西弁)」と雅ねぇ。 突如、50人乗りの大型バスが道路に。実は今月25日(金)に引き続いて「くにびき学園東

美郷バレー活動人口活発化!

10月25日(金)、島根中央高校2年生19名と教員4名の計23人が『ふるさと学』で獣害対策やイノシシやシカの利活用を学びに今年も美郷町を訪れました。この日はあいにくの雨。予定していた野外研修は急遽、美郷町内の乙原集会所に変更。 ガイダンスも含めて美郷バレー協定企業・タイガー(株)取締役 小林さんが町と取り組んでいる獣害対策やシカ・イノシシの利活用など美郷バレーの取り組み、さらにこうした取り組みに対する会社の思いを生徒さんに説明しました。 続いて、青空クラフト代表の安田さんが

くにびき学園西部校・シニア世代と交流

10月25日(金)、島根県福祉協議会が運営されている60歳以上の学びの場「くにびき学園西部校」(浜田市)の受講生(以下「学園生」)と職員の皆さん10名が山くじらの郷に来られました。東部校に先立って11月4日(金)は「くにびき学この日は秋が深まる中で日差しのまぶしい晴天になりました。 一行をサロン畑で出迎えたのは、同じシニア世代の“雅ねぇ(井上雅央先生)”となでしこ会の中林さん。 2人の案内で青空サロン畑を案内。 大きなキューイフルーツと今にも地面に届きそうなたわわになったブン