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続・イチジクを死守せよ!…もう師走

師走に入って貴重な冬晴れの日。ここは美郷町小松地と別府から望む大山隠岐国立公園・三瓶山。
師走を迎えましたが山には紅葉が見受けられる景色。
季節の流れは早いもので「サルと盆花」(8月)から4ケ月。

あの美郷バレー・きゃらバンで古くなった電柵を更新した松本さんの畑は今、どうなっているのか?ちょっと畑を伺ってみると夏野菜や花の華やかな畑は白ネギがびっしり栽培されていました。白ネギは冬の鍋シーズンには欠かせない冬野菜。白いところはサルの大好物。しかし、今も電柵はきちんと設置・維持管理されて畑にサルに浸入もないようです。

次に7月「(サルから)イチジクを死守せよ」でサルvs美郷町初のセイン製品・楽ちんガイシ、9月には渡邊さん夫婦がおいしいイチジクを収穫できたのでしょうか?渡邊さんを訪ねてみました。

渡邊さんから「おかげでイチジク収穫できました」と。
昨日はサルの群れが周辺に出没して追い払ったとか。防護柵だけでなく、追い払いも怠らずに対策をしているそうです。
ガイシの電気柵で防御されたハウスを訪れました。ハウス内は低く剪定されたイチジクの木と青々とした大根の葉っぱがハウスの網越しから見えました。

サルとの闘いは夏の陣から冬の陣へ・・・師走に入って春先まではサルにとって餌の少ない厳しい季節。電気柵などの対策とあわせてサルの餌となる田んぼの2番穂の耕起による兵糧攻めが重要になってきます。
夏の陣で見事サルの侵入を防いだ2件の畑を訪問してから師走の西日に映えるひと月遅れの美郷の山々の紅葉も一際美しく感じる師走の1日になりました。