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ねぇねぇ、アレ何?
みなさん、こんにちは。山留学生です。
今回は、カヌークラブハウスの外観についてザ~ックリとご紹介したいと思います‼
割れ門
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階段上部にあるこのオブジェは割れ門といいます。
バリの寺院に必ずあるもので、バリヒンドゥーの信仰が「山」であり、寺院そのものを山に見立て、切り開くことにより、神様の世界に近づくという意味が込められています。
意味の解釈を拡大し、「道を切り開くこと」や左右対称に分かれている様子から、「二つの世界を対照している」など、様々な考え方があるようです。
私は、バリについて全く知らなかったのでこの割れ門を見たとき、内側が綺麗な面になった狛犬のようなものなのかと思っていました。
建築材料、外観
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カヌークラブハウスの屋根に用いられた木材は「アコヤ」といい、ニュージーランド産のマツ「ラジアタパイン」が原木となります。
詳しくは過去に紹介していますので、下記の記事をご覧ください。
このアコヤを使用しバリの伝統建築をモチーフにしていることを知り、美郷町のカヌーやバリに対する熱い想いをひしひしと感じました。
屋根
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国道375号線から江の川を挟んで全体が見えるカヌークラブハウスの屋根は、「ジュクン*」というバリ伝統のカヌーをひっくり返した形状となっています。
*ジュクンとは、細長い木造船でインドネシアの伝統的なボート。漁をするために使われている。
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屋根が大きく弧を描くようになっていて、とても美しい曲線だなと感じました。元建築学生の私にとって、本当に興味深い建築物です。
以上、外観の紹介でした。