美郷バレー・フォーラム見どころ2
10月2日(水)・3日(木)2日間の会場となる「みさと館」玄関ホールでは美郷バレー関連企業団体の様々な展示や特産品等の販売の催しがあります。ホール展示では関係者と意見交換されることもおすすめです!
鳥獣対策製造機器メーカー・タイガー(株)(本社:吹田市、美郷町に中国営業所)の獣害対策のおける総合対策の紹介、そして合繊メーカー(株)テザック(本社:大阪市)は美郷町と共同開発した“楽ちん”設置の省力化をテーマにした電気柵設置支持具を展示紹介。販売は同社以外でタイガー(株)が連携して販売。美郷バレーのつながりがこうした流通ルートでも強みを発揮しています。
開発商品は美郷町内のほか、広島県の庄原市や北広島町、三次市の農家でも「設置が楽」と好評です。北広島町豊平の専業農家茂川さんから(株)テザック 山下さんとの設置の写真を送っていただきました。2枚目の写真は庄原市口和町の研修の設置写真です。是非、展示コーナーで体験してみてください。
フォーラム初日に講演があります。
美郷バレー・協定企業の(株)BO-GA(ボーガ)(本社:敦賀市、広島事務所)の関わる一般社団法人広島県鳥獣対策地域支援機構(通称:tegos テゴス・・・手伝いするの方言「てごうする」 拠点:東広島市)の活動を展示紹介します。
広島県が広島県内の市町村と連携して県域で効果的な獣害対策を推進していくための中間支援組織として、現在、尾道市、庄原市、安芸高田市、北広島町、神石高原町の5市町に職員を派遣されています。(株)テザックや美郷バレー関係者も連携・交流があり、展示等を通じてご紹介します。フォーラム初日に(株)BO-GA 広島事務所 藤井さんの講演があります。
今年から本格的に取り組む全国でも稀な取り組み、JR西日本旅客鉄道(株)(本社:大阪市)の美郷町内に所有する鉄道林の森林再生実験のパネル展示で紹介します。鉄道林の歴史や実験を通じて水源涵養、土砂災害防止、生物多様性の確保など森林が持つ多面的機能を効果的に発揮させる計画は全国共通の地域課題“眠れる資源”鉄道林や路線の活用として必見です!すでにトレイルカメラで鉄道林にあらわれる野生動物を撮影。サル、イノシシ、シカ、ウサギと沢山のや野生動物が記録されています。どうすみ分けを図るのか、森林だけでなく獣害対策も考えていきます。フォーラム期間中はJR西日本はじめ関係者が説明、紹介いたします。
美郷町はじめ島根県内では今、広島県北部からシカの生息域が拡大してきています。本フォーラムの2日目は「シカ対策、美郷バレーの真骨頂“ピンチをチャンスに!そして魅力へ”」です。獣害対策から地域づくりへマイナスからゼロではなく、プラスへと発想とコトを動かす美郷バレーの取り組みの象徴の一つがシカの利活用です。
地元女性グループ「青空クラフト」のみなさんが本フォーラムではじめてシカ皮革製品を展示・販売します。
昭和の手仕事・匠の技がよみがえる町、一針入魂で作り上げたシカ皮革製品(山くじらの皮革製品も)をご覧ください。フォーラムに向けて青空クラフトのお母さんたちは頑張って作品を制作中です(9月18日の乙原集会所活動の様子)。お楽しみに!
フォーラム2日間の昼食時間は昼食後、散歩がてら美郷町の中心地・粕渕(かすぶち)を町歩きします(希望者のみ)。案内は美郷町観光協会。石見銀山の陸のルートとしてかつて宿場として栄えた小原宿(粕渕)の街並みを散策し、昭和3年旧役場庁舎(旧粕渕村役場)を令和3年に改築したサテライトオフィス、その名も「みさとと。ネスト」に向かいます。モダンな建物内をご見学ください。
美郷バレー・山くじらフォーラムの玄関ホールでは美郷バレー関係企業団体とゆっくり会話もでき、ホールだけでも満足のいく研修の場になっています。
このほか、特産品などの販売も行っていますので是非、お越しください。