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祝!広島県立農業技術大学校視察研修10回(10年)

「最後に一緒に記念写真を撮ろうよ」
10月25日(水)、青空クラフトのお母さんたちに呼びかける女子学生。
広島県庄原にある広島県立農業技術大学校の2年生14人が専門科目「鳥獣被害対策」視察研修で美郷町を年1回訪れること、平成26年(2014)以来、今回で10回目になります。
学生さんは花き・畜産・野菜生産など農業を学ぶため入学した広島県内各地から同校に入学されています。
視察の目的は野生鳥獣による農業被害と対策について学ぶことで、早速、青空サロン畑で吾郷なでしこ会の野菜づくり名人の中林さんから地域ぐるみの被害対策を学びます。
そのあと、獣害対策通りの中ほどに来たところでバスを下車。
学生さんの目をひいたものは、広報みさとでおなじみの雅ねぇこと、作家じゃなく、獣害研究家でなく、今回は芸術家?井上雅央先生作に案山子。

農文協(農村漁村文化協会)の農業雑誌『現代農業』でも紹介されている竹の1m伐りを背景に子どもの案山子と記念撮影。
そのあと、獣害対策のワイヤーメッシュや電気柵などの設置や維持管理についてタイガー(株)川島さんから同社研修圃場を使って60分程度説明を受けました。この圃場の展示コーナーでは、設置方法の間違い探しの展示も設けられ、学生さんは真剣に間違った設置場所を見つけ出していました。

地元集会所では、青空クラフト代表の安田さんから、なでしこ会のサロン畑やサロン市場、イノシシ皮革製品の活動を見たり、お母さんたちにわからないことを伺っていました。

10回目を数えるにふさわしい和気あいあいと明るく楽しい交流にもなりました。
広島県立農業技術大学校の先生から「来年もよろしくお願いします!」と。
青空クラフトのお母さんたちは帰りのバスが見えなくなるまで両手を振ってお見送りしていました。