新たな観光スポット
師走に入りました!今年は5月以降、新型コロナウイルス感染症が第5類感染症移行になって以降、美郷バレーの視察来訪者も新型コロナ流行前のように増えてきました。
12月1日、広島県神石高原町の地産地直売施設出荷連絡協議会の64名の会員のみなさんと同町役場産業課2名の職員が獣害対策で視察に来られました。今年度に入って神石高原町からの視察は3団体目になります。8月は同町油木町猟友会が来られるなど町内のいろいろな立場の方々が訪れられています。視察を受ける美郷町内関係者も親近感が湧いてきます。
この日は午後2時半にもかかわらず、時折、小雨が降ったり、雲間からわずかな光のさす山陰特有の曇り空。
産直市場へ農産物を出荷販売されている個人・団体の皆さんは、獣害対策通りのタイガー(株)被害対策研修圃場の小一時間の説明に興味深く受講されていました。
今回初めての試みで、青空クラフトのメンバーがタイガー(株)の研修施設の縁側でイノシシ皮革クラフトを展示・紹介しました。縁側でメンバーは神石高原町産業課の2人の職員さんとも打ち解けていました。
協議会員の中に以前、美郷町に視察に来たときは山くじらの資源利活用に一生懸命取り組まれていたが、今回10数年ぶりに訪れてイノシシのクラフトや企業が参入する等、山くじらの取り組みが広がっていることに感心したといわれました。同町職員さんからも、参加者の皆さんが視察に喜ばれていましたと後日の感想。
美郷バレーの視察は、来訪される方の多くから共感をいただきます。
小さな一反半ばかりの畑。派手さのないけど、獣害対策のノウハウがたくさん詰まっている研修圃場は町の新たな観光スポットに生まれ変わりました。研修圃場には社員研修棟=空き家利用(空き家対策)のノウハウのスパイスも・・・。