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カヌー博物館見学

バリ島マス村と交流を続けている美郷町。
邑智小学校の6年生は、昨年度から「バリ島マス村と美郷町」について学習しています。

マス村との交流の始まりは、「カヌー博物館でインドネシアのカヌー“ジュクン”の制作実演を行ったこと」ということで、美郷町にあるカヌー博物館と建設中のカヌークラブハウス(艇庫や研修室などを含む建物)を見学し、その学習に“I”も同行させていただきました!

前編と後編に分け、今回は「カヌー博物館見学」についてご紹介します。


館長の米浦さんに、カヌーの歴史や、展示してある世界の様々な艇について説明していただきました。


世界に7つしかない

ジョージ・ダイソン作の「バイダルカ」。
数千年にわたる歴史があることや、このレプリカが“世界に7つしかない”というワードに、みんな反応!
「平成3年のカヌー博物館設立当初、このバイダルカと同じタイプの艇で、松江から隠岐まで渡った」という話にも驚き(゚д゚)!
「どのくらい時間がかかったのか?」「何人乗りか?」など、質問もたくさんしていましたよ。(8時間くらい。3人乗りだそうです。)

バイダルカ

交流のきっかけ

マス村との交流のきっかけとなったジュクン。当時2艇作られたそうですが、1艇は外に展示してあったため、朽ちてしまったそうです。
漁などで使用され、海での安全祈願のために魚がデザインされているそう。
みんな「カラフル!」「めっちゃカッコイイ!」など、盛り上がっていましたよ。

ジュクン
ジュクンを見て盛り上がる子供たち

美郷町にあった船

昭和の初期まで、江の川は船による輸送が盛んであり、流域の生活や経済、文化に深く関わっていたことを学びました。
「何を運んでいたのか?」「今も木の船は使われているのか?」「何人くらい乗れたのか?」「船の大きさはどのくらいだった?」など、次々に質問が飛び交っていましたよ。

川船にも興味津々

見学後の感想

いくつかご紹介します!
「カヌーはなんとなく見ていたけど、この見学で深い歴史があることがわかった」
「自分が知らない種類の艇があってビックリした」
「カヌー博物館でカヌーを作ってもらったことが、バリと関わり始めたきっかけになり、すごいと思った」

たくさんの発見があったカヌー博物館見学。
今回の見学で見たこと、感じたことを家族や友達と共有してもらうことで、美郷町の魅力を再発見し、少しでもカヌー振興につながれば良いなと感じた“I”でした。

後編の、カヌークラブハウスの見学についてもお楽しみに(^^♪