くにびき学園西部校第32期・現地学習
11月7日(火)、くにびき学園西部校第32期生の学園生11名と職員2名が美郷町に現地学習で訪れました。学園生の皆さんは邑南町や大田市、江津市、浜田市、益田市など島根県西部から受講されています。
テーマは「身の丈にあった住民活動と持続可能な地域づくり」くにびき学園西部校は島根県社会福祉協議会石見支所内に事務局があります。豊富な経験をもつシニア世代の人たちが幅広い知識や新しい仲間づくりを通して生きがいや地域活動の担い手として地域社会の発展につなげていくことを目的とした生涯学習の講座です。
この日は前日とうって変わり、冬型の天気。焚火で暖をとりながら雅ねぇ(井上雅央先生)と吾郷なでしこ会・中林さんの野菜づくりや獣害対策について青空サロン畑で話をしました。
学園生はたわわになった低床のキウイフルーツに感心されていました。
そのあと、獣害対策通りのタイガー(株)獣害対策研修圃場で電気柵や機材の仕組み、ワイヤーメッシュ柵など正しい設置・管理方法を学びました。予定の現地説明時間を大幅にオーバーするほど熱心にメモや質問をされていました。
現地学習の最後は青空クラフトの活動を見学したり、吾郷なでしこ会の活動について、お茶のおもてなしをうけながら受講しました。普段、見ることのないイノシシのなめし皮を使ったクラフト活動に興味をもたれていました。
現地研修を終えた学園生の方からは、「現在農業をしている人、これから理想の農業を始めたい人、それ以外の人もとても興味を持って学習させていたい」、「楽しくお話ししてくださる地域の方々も、ここまでに至るまでご苦労がおありだっただろう」と学園生どうしで感想を述べておられました。
受入側の美郷町の関係者からはシニア世代で意欲的に学び姿勢に感心していました。