大田高校 麻布大学FWCで探求学習
11月8日(水)、島根県立大田高等学校1年生普通科88名のうち13 名の生徒が麻布大学フィールドワークセンターを訪れて「人と野生動物が共生できる研究」を学びました。講師は麻布大学生命環境科学部教授・同センター長の江口祐輔先生。
この授業は総合的な探求の時間「地域魅力発見学習」として地域の大人との出会いや体験活動を通じて豊かな人・もの・ことにふれる授業として実施されました。
最初にフィールドワークセンター講義室で講義を受けた後、現地の畑やイノシシの捕獲檻を見ながら江口先生の講義を受けました。
江口先生は「人と野生動物が共生できる研究」は野生動物の行動や動物の立場に立って学ぶことが大切であることを話されました。また、獣害対策についてはイノシシなど捕獲数が増えても被害面積が減らないのは人の食べ残し(残さ)やカキなどの放任果樹が集落に野生動物を誘引してしまうことが一因であること、その対策として環境管理として田畑をきちんと囲うこと、その次に捕獲という手順を踏むことなど話されました。
今回の探求学習を受講した学生さんの中から麻布大学に進学される学生が現れるかもしれませんね。