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青空クラフトの活動9000㎞離れたポーランドへ

4月2日、隠岐の島町商工観光課から1通のメールと写真が届きました。
隠岐の島町と平成28年(2016)に友好都市提携をされているポーランド・ヴィエルコポルスカ県・クロトシン市から3月27日付けでヴィエルコポルスカ県とクロトシン市、ジビエ加工会社のラス・カリシュ、そしてエビエルノ村婦人会、4者の「意向表明書」。

昨年5月に美郷町の訪問を通じて学んだイノシシの皮革工芸を4者で連携しながら実践していくという意向表明です。
1年前の視察(バレーHP「ポーランド・クロトシン市視察団1~7」参照)を終えたクロトシン市長から、2023年5月24日付けで嘉戸町長へのお礼状の一文に「ラス・カリシュ有限会社(ジビエ加工会社)のタルナブスキ氏があの場で申し上げた通り、地元の婦人会に青空サロンの事例を紹介し、企業と連携して皮革製品を作成する日が、もう間もなく実現することでしょう・・・」と記されていました。

この言葉が約1年後に実現するという1通のメール。
美郷バレーや青空サロン関係者にとって地道な活動のノウハウが海を渡り、隠岐の島町を通じて遠く9000km離れたポーランド・クロトシン市で息づいていくことは、桜の開花の便りとともに美郷町と隠岐の島町、そして海を渡ってクロトシン市と草の根の交流の大輪が開花した嬉しい便りになりました。