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麻布大学宿泊研修&視察団体&美郷バレー企業

9月25日から9月28日の3泊4日の日程で麻布大学食品開発PBL(=課題解決型学習)実習の宿泊研修が美郷町内で行われました。参加者の同大学生命環境科学部食品生命科学科教授 島津德人先生の引率で同学科2年生10名の学生さんが参加しました。

9月26日の午前中は、役場庁舎隣のみさと館町民ホールで、この日視察に訪れた呉市川尻町連合自治会の会長さんや猟友会、地域おこし協力隊、市役所の10名と美郷バレー協定企業が加わって獣害対策やジビエ利活用、豚熱対策等の意見交換をしました。美郷町としても麻布大学生の実習と町外からの視察団体との意見交換会は初めての試みで予定の時間を30分オーバーしても時間が足りないくらい充実した研修時間になりました。

呉市川尻町の猟友会や呉市川尻支所とは平成17年から美郷町の獣害対策やイノシシの資源利活用などで今日までお付き合いがあります。
ディスカッションの中で猟友会員の方からは、「豚熱対策のイノシシ処理が美郷町は適切にされていて先をいっている」、自治会長さんから「まだ、聞きたいことがあったとのに・・・」とか、市役所職員やジビエに携わる地域おこし協力隊員からは「これからも情報交換を・・・」という意見をいただきました。
10人の大学生の多くは大学では学ぶことのできない現場からイノシシ肉になるまでの生産工程や、社会経験のために参加した」という意見が聞かれました。
研修が終わったのち、呉市川尻町の視察団の方は町内でジビエ料理を、学生さんは町内飲食店のお弁当を堪能しました。