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美郷もみじ「せんじ肉」誕生!

8月27日(火)、美郷町役場本庁舎を会場に美郷バレー・シカシリーズ第7弾としてシカ肉ブランド「美郷もみじ」を使ったせんじ肉の町の新たな特産発表と試食会を開催しました。この取り組みは美郷バレー“ピンチをチャンスに、新たな町の魅力に”をキャッチフレーズに、シカの問題を逆手に取った産官学民の共創の取り組みに一つになります。

豚のホルモンを揚げた「せんじがら」は広島のソウルフードとして愛されている珍味です。シカのせんじ肉は美郷町と37年目の交流をむかえる広島市西区己斐の飲食店や精肉店と美郷バレー協定企業タイガー(株)、美郷町の4者で企画。関係者は地元特産のどぶろく「邑川」にあうおつまみにという思いで開発。美郷町内やその周辺自治体で捕獲されたシカを原材料にバラ肉やその他肉の切り落とし、心臓など希少部を塩で味付けした鉄分豊富でヘルシーな特産品の誕生にこぎつけました。

せんじ肉の材料となるシカ肉の提供や販売など開発の中心を担ったタイガー(株)の取締役 小林さんから取り組みの経緯を説明。獣害対策から生まれた新たな特産品が町内の飲食店や旅館などの宿泊施設での食の魅力を通じて美郷町の賑わい、美肌県美肌町の一助になればとの願いも。

当日は美郷町 嘉戸町長はじめ、商工会長、観光協会長、濁酒蔵元邑川(おおせん)田邊代表の4名がゲストとして試食されました。嘉戸町長からは開口一番「どぶろくが欲しくなった」「やわらかくて子供からお年寄りまで食べやすい、町の新しい特産品になるのでは」と期待の弁が。商工会長からは「ちょっとした贈り物にいいな、美郷の個性が伝わる逸品」、観光協会長からは「旅館で食前にお酒とせんじ肉で江の川の景色を眺めながらお客様に食してもらうのもいい」、濁酒蔵元邑川代表の田邊さんからは「炭酸でどぶろく邑川をわったスパークリング濁酒にしたら最高」と試食された4名の方からは絶賛でした。

美郷もみじ「せんじ肉」発表会の翌日からタイガー(株)美郷バレー中国営業所や役場には広島県内から多くの問い合わせがありました。この美郷もみじ「せんじ肉」は10月2日開催します美郷バレー・山くじらフォーラムの二日目にシカをテーマに紹介いたします。