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全学年がカヌー体験

町内の方はご存知の方も多いかもしれませんが、美郷町にある邑智小では、全学年がカヌー体験をしています。さすがカヌーの町!
体験の前には、プールでライフジャケットを着用して、浮かび方の練習もしているそう。
水に対する安全意識の向上や、浮かび方がわかることで、水泳技術の向上につながる良い経験ですよね(●'◡'●)

学校で初めてカヌー教室に参加する1年生と、今回で最後となった6年生の様子を、前編・後編に分けてお伝えします。



まずは準備作業。
カヌー博物館見学でもお世話になった米浦さん、そして、廣中さんにお世話になりました。

ライフジャケットを着用し、パドルの確認です。

ライフジャケット 黄色が1年生 水色が6年生

持ち方

まず、パドルを持つ位置の説明をしていただきました。
手の幅はちょうど自分の肩幅くらい。黒い部分を上から(自転車のハンドルのように順手で)握ります。
文字が見えている面が自分の方を向くように動かして、水をとらえます。
これが、1年生にはまだまだ難しかったようで、気づくと反対側を向いていることが💦

ちなみに、握る棒の部分を「シャフト」、水をとらえる部分を「ブレード」と呼ぶそうです。

パドル 拡大図

漕ぎ方

次に、漕ぎ方の確認です。
パドルを前から自分の横まで漕ぐと前進すること、その逆の動きをすると後進すること、左右どちらか、同じ向きに漕ぎ続けると回転することを教わりました。

6年生はさすがです!
説明を聞く前から、自然に手が動き出す子が多かったですよ。

漕ぎ方を確認した後は、さっそく艇へ。
どれにしようか、迷う子も多かった1年生。

6年生は、自分のお気に入りの艇へまっしぐら!
水色・白のグラデーションがきれいな艇を選んだ何人かは、「ヨーグルト♪」と嬉しそうに言っていて、クスっと笑ってしまいました😊

1年生                   6年生

座り方

足を広げてガニ股にし、艇の内側に両膝をくっつけるようにすると、バランスがとりやすいとのこと。

乗り方

①艇を水際に移動し、片側が水に浮かぶ状態にする。
②前方で艇とパドルを支え、先(ブレード)を石に当てて、バランスを保つ。
③座席に座り込み、バランスをとって、最後に残った片方の足を入れる。

降り方

①浅いところまで移動する。
②後方で艇とパドルを支え、先(ブレード)を石に当てて、バランスを保つ。
③お尻を持ち上げ、片足を地面に降ろす。
④もう一方の足も降ろし、安定したらパドルを持ち替えて完全に降りる。

乗り方の説明中               降り方の説明中

もし落ちてしまった時には…
艇とパドルから離れて、上向きで浮くこと。
周囲の人は近づいていかないことも教わりました。

落ちた時の対応

お伝えしたい内容がたくさんあり・・・今回はここまで。
次回、後編:カヌー教室(進水)もお楽しみに!