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夏合宿 その3 体験・交流

9月27日 早朝7時30分、毎週水曜日の朝ひらかれる青空サロン市場を見学。この日は昨日からの視察で訪れている長崎県波佐見町の猟友会会員3名と同町役場職員1名の4名も青空サロン市場を見学されました。

学生さんからは「みなさん、お元気で和気あいあい、気持ちがなごみました」と都会では味わうことのない、人とのふれあいや青空サロン市場の活気に感動していました。
この日はあいにくの空模様。
青空サロン市場を後に近くにある青空サロン畑に移動。
麻布大学教授 江口先生による獣害対策や吾郷地域なでしこ会のお母さんの活動の話を聞きました。

そのあと、地元集会所に移動して、イノシシのなめし皮でクラフト体験に挑戦しました。
体験指導は青空クラフトのおかあさんたち。
体験するのは一本ペンケース。
学生さんたちは2本の針を使っておかあさんたちと楽しく会話しながら上手に仕上げました。
学生さんたちの感想は「優しく丁寧におしえてもらったので上手くできました」と感謝の弁。
美郷町の1本ペンケースを見て夏合宿を思い出してください。

地元集会所でお弁当を食べた後、いよいよカヌー体験に挑戦。
カヌー体験のできる施設・カヌーの里は、1991年(平成3年)旧邑智町時代、町おこしとしてカヌー博物館やカヌー体験ができる拠点としてオープンしました。今年、美郷町はバリ島マス村に交流30周年を迎えますが交流開始のきっかけにもなりました(木彫りの村であるバリ島マス村から2名が1カ月間、旧邑智町にホームステイから交流はじまり)。美郷町は2025年(令和7年)の高校総体や2030年(令和12年)の国民スポーツ大会が美郷町内がカヌー競技の会場となっているカヌーの町でもあります。
カヌーを体験する前に施設指定管理者の石見ワイナリーホテル社員のカヌーインストラクター米浦さんにカヌー博物館内のカヌーの展示やキャンプ場のトレーラーハウスなど施設を案内していただきました。

いよいよ、パドルを担いで施設前を流れる中国地方一の大河、江の川へいざ出陣。

引き続き、川辺でカヌーインスタラクター米浦さんから30分程度、パドルの使い方や漕ぎ方を教わりました。

カヌー体験を1時間30分程度体験。
川面から眺める山々の景色は誰もが初体験でした。
学生さんからは、「クラフト体験やカヌー体験、サロン市場での交流を通じて自分自身を見つめる貴重な機会になりました」、「交流体験は大切だと思いました」と。
麻布大学の食品生命科学科の美郷町での夏合宿のプログラムの提案をいただいた島津先生からは「学科にとっても(今回の夏合宿は)とてもとても大きな第一歩になりました」と充実した合宿に、学生さんにとっても大学生生活でいい経験になったことを町民のみなさんへ感謝されていました。


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