カヌークラブハウス見学
みなさんこんにちは、“I”です。
今回は邑智小学校6年生の見学 後編、「カヌークラブハウス見学」についてです。
バリ建築
まずは施設について。
「美郷町とバリ島マス村の縁を象徴するものにしたいという想いから、バリ建築の特徴を取り入れている」という説明がありました。
模型に大興奮!
実際の施設を見る前に、事務所で模型の見学をしました。
模型を見たみんなは大興奮(^^)/
「模型だぁ~!」「すごいです!」「模型大好き!」「おしゃれ」
「おシャンティ」(笑)など、思い思いに感想を口にしていました。
みんなの使っている辞書よりも分厚い図面にも、かなり驚いていましたよ。
模型のそばには大きなモニターがあり、ドローンで撮影した競技場の全体写真と、図面を確認することができました。
広い建築現場では、様々な役割の人が作業をしていること、そして、その日に誰がどの場所で作業するのかを調整することが、監督さんの仕事だと教えていただきました。
このモニターを見れば、その日にどんな作業が行われているかを確認できると知り、みんな感心していましたよ(^ム^)
「すっぱくない?」
2階屋根の原寸模型も見学しました。
ここで、施設の屋根材であるアコヤ(以前の記事でもご紹介しました)について、日本の木材ではないこと、腐りにくい処理がしてあることなどを説明していただきました。
防腐処理後には独特なにおいが残ることがある、ということで、実際にアコヤを手にとってにおいを確認してみた結果・・・
第一声は「すっぱくない?」でした(^^)/
(ちなみに、このにおいは時間経過で薄れます。)
いよいよ施設内へ
現場で作業中の方の妨げにならないこと、安全のためヘルメットをしっかり装着することを約束し、いよいよ施設内の見学です。
2階ウォーミングアップルームに到着。
「この場所をズバッと切って、横から見たのが先ほど見た原寸模型」だとわかると、みんな目を輝かせ、美しいアーチ状の梁を確認していました。
ちなみに、屋根が貼られる前の同じ場所はこんな感じ↓
見学後の感想
「完成するまでにいろいろな人が協力していることを知れて良かった」
「バリ島をイメージして作っていることを知り、姉妹都市を大切にしていると思った」
「普段入ることのできない工事をしている所が見れて、貴重な体験ができて楽しかった」
子供たちの感想にもあったように、施設の完成後にはできない貴重な機会となり、想像や模型だけでは伝わらない、リアルな現場の雰囲気を味わってもらえたと思います。
この見学が、単なる建物の観察で終わるのではなく(カヌーに興味をもってほしいのはもちろんですが)、いろいろなことへの興味や関心につながってくれると良いなと感じた“I”でした。