今シーズン一番の冷え込み、来訪者
11月20日(水)、美郷町は秋冬の今シーズン一番の冷え込みになりました。日中はご覧のとおり、江の川沿岸の紅葉が深まり、遠くには大山隠岐国立公園三瓶山(1126m)がくっきりと見渡せる晴天になりました。
この日は広島県立農業技術大学校の2年生23名と先生1名が広島県庄原市の学校を朝7時過ぎに出発。23人のうち長崎県や福岡県、京都府など7人が広島県外からの学生だそうです。美郷町に9時に到着。美郷町へは今年で11回目の研修授業とあって美郷町の人口対策における活動人口の一つとして町の関係者も恒例行事の間隔で親しみを持って対応させていただきました。
到着後、すぐにタイガー獣害対策展示圃場(美郷町乙原)で研修スタート。タイガー(株)川島さんと地域おこし協力隊 加川さんの2人が電気柵やワイヤーメッシュの正しい設置の仕方など1時間余り説明。メモをとる学生さんも多くみられ、来春、農畜産業に就職される予定の学生さんにとっては勉強になる講義になりました。
乙原集会所にバスで移動して、美郷町役場美郷バレー課による獣害対策や利活用、地域づくり、町づくりについて説明後、青空クラフト 安田兼子代表が青空クラフトやなでしこ会の活動、地域の女性が地域づくりを担っている話を聞きました。
昼食前には、青空クラフトのお母さんたちの横に座って、「どのくらいで作品はできるのか」など作業について見聞きしました。学生さんにとって珍しく、大変興味深かったようです。
昼食は、山くじらのチンジャオロースの入ったジビエお弁当を堪能。学生が食べている横で青空クラフトのおかあさんもカレーライスを食べながら世間話で談笑。「みんなで食べるカレーは美味しいね」と。メンバーで昼食やお茶をしながら談笑することがクラフト活動の楽しみの一つであり、活動を長く続けられる秘訣とも。
時間は12時40分、午後の研修授業は隣町。飯南町にある島根県中山間地域研究センターへ移動するため、最後に研修の記念写真を先生がパチリ。来春からは立派な社会人!応援しています・・・。