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星空に届け、手作りランタンの灯。みんなで作った今年の公民館合同事業#2

11月8日(金)
美郷町公民館全館合同事業、「らんたんづくりと天体観測」当日。

当日までにしっかりと準備をしてきていただいたこともあり、当日は朝からバタバタするようなこともなく、午後から準備を開始しました。

これまでの準備や経緯については以下の記事をご覧ください。

13:00 豚汁とおにぎり調理

ぞろぞろと各公民館の主事さんが集まってきました。この時間に集まってきたのは豚汁とおにぎりを作る部隊です。

普段から料理を作っておられる、いわば”家庭料理のプロ”ばかりなので、手際よくチャッチャと調理が進んでいきます。私も豚肉のカットと炒め作業をお手伝いさせていただきました。

15:00 会場設営

続いて、ランタン作りの会場を準備します。
ブルーシートを敷き、テーブル・イスを並べ、ランタンの材料等を用意します。

17:30 ランタンづくり

開場時刻となり、参加者の受付が始まりました。
お越しいただいた方から順次、ランタン作りのレクチャーをさせていただき、スタッフが付き添いながら制作していきます。制作の空き時間には、
参加者の方に豚汁おにぎりが振舞われました。

電動ドリルは危険を伴うため、しっかりとスタッフがサポートします。
お子さんにはプラスチックランタン作りが人気。
本などを参考にしながらデザインを考えています。

19:30 サヒメルへ出発

バスに乗り込み、三瓶自然館サヒメルへ出発します。サヒメルに自車で向かわれる参加者の方もおられました。迷わないように、スタッフが駐車場周辺に先回りして誘導を行いました。

19:50 ランタンを点灯

三瓶自然館サヒメルに到着です。辺りはすっかり暗くなっており、それぞれ自分で作ったランタンに灯りをつけ、写真を撮ったり、他の人と作品を見せ合ったりと、それぞれ楽しみました。

いい!
これもいい!

竹灯籠もプラスチックもそれぞれ違った魅力があり、どの作品も素敵なものばかりでした。

20:10 天体観測

いよいよ、天体観測のはじまりです。
といいつつも、案内されたのは巨大望遠鏡のある部屋の中。なにが始まるんだろう~と待っていると、、、

わくわく

なんと!部屋の天井が自動で開き、気付けば頭上に夜空が広がっていました!

初めて天体観測に参加された方も多く、突然現れた夜空に大興奮!

天気にも恵まれ、はっきりくっきりと星が見えました。専門スタッフさんの解説がとてもわかりやすく、大人も子どもも「へぇ~!」「おぉ!!」と言いながら満天の星空満喫しました。

超強力レーザーポインターで分かりやすく解説

専ス「あそこに見えている星の光は、〇年前の光なんです!
こど「えぇ~!!

専ス「あの、ごちゃごちゃってなってる星は車のメーカーの名前と一緒なんだよ!わかる人~?
こど「トヨタ!
  「 ランドクルーザー!
  「ダイハツ!
  「BM!(BMWの略)
  ※ 答えはスバル。

ちなみに、今年の土星は縦に見えるそうで、望遠鏡を覗いてみると本当に縦で、「串だんご」のように見えました。

こんなかんじ

最後に

天体観測の時に、みんなで寝転んで夜空を眺める時間がありました。その時間がとても素敵で、言葉にはしづらいですが、その場にいた全員の心がつながっている気がして嬉しかったです。

私たち美郷町民にとって星は、日々の暮らしに馴染みすぎるあまり、普段夜空を見上げることなんてほとんどありません。今回のイベントは、参加していただいた方(メインターゲットは子どもたち)が、自分たちの地域の魅力や特長を発見し、その価値を実感するとても良い機会になったと思います。

自然や地域の人々とのふれあいを通じて、ふるさとの良さを学ぶことで、子供たちは自分のふるさとに誇りを持つことができます。

この「ふるさとの誇り」が、彼らの自信を持って行動する力となり、将来を生きる原動力となってくれれば、今回の公民館事業の成功だけでなく、美郷町の社会教育の成果としても大きな意義があったといえるのではないでしょうか。

来年以降も、この公民館合同事業、リニューアルを繰り返しながら続けていきたいです!

たくさんの方のご参加、ありがとうございます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(教育委員会 竹下)