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ありがとう、美郷町!

こんにちは。埼玉県から来ました大学4年生の菊地孝太郎です。

普段は東京の大学に通っている自分が、今回の山体験プロジェクトに参加した経緯をお伝えできたらいいなと思います。

私が、今回の山体験プロジェクトに参加した理由は、主に2つあります。

1つ目は、「田舎暮らし・農業をしてみたかった」こと、
2つ目は、「卒業論文の素材集め」です。

田舎暮らしと農業がしてみたかったのは割と小さいころからで、両親の実家がそれぞれ栃木と兵庫の山奥にあったことが大きな要因です。
透き通った水が流れる川、辺り一面が緑に囲まれている風景に漠然と憧れを抱きながら、埼玉のベッドタウンで暮らしていました。

美郷町の風景

もちろん、今住んでいる場所はとても落ち着いていて好きだし、田舎暮らしは不便ということはしょっちゅう聞いていたので、いきなり田舎暮らしをするのはなあ…という抵抗感がありました。

ただ、「これからの社会人生活でメンタルがやられたら、田舎で農業をする」というのが、就活中にずっと考えていたことでした

であれば、残された時間が少ない大学生活の中で、短期間でもいいから田舎暮らしと農業を体験できたらな…という思いがありました。

その中で、卒業論文のシーズンを迎えました。
私はもともと興味があった“田舎”や“農業”をテーマに書き始めたのですが、ふと「あれ、自分って田舎暮らしも農業もしたことないのでは?」と思うようになりました。

「大学生活に影響が出ないくらいの期間で、田舎暮らしと農業が体験できるプログラム」なんてうまい話あるわけないだろ…と思いながら、大学で用意された2万円で参加できる、4泊5日の農業体験プログラムに申し込もうとしたその矢先、友人の佐原からこのプログラムの紹介を受けました。

佐原くん

期間は2週間で時給も発生する。しかも調べたところ結構な田舎。一応美郷町という公的な機関が主催しているらしいので、大丈夫だとは思ったのですが、聞いたときは正直怪しさが勝ちました。

ただ、実際に面接をしてみると、こちらの志望動機も汲んでいただきながら、日程の調整やイベントの設定をしていただき、次第に怪しさも薄れていきました。


山体験に参加してからのことは、少々長くなってしまうので割愛させていただきますが、最後に今回の山体験で携わっていただいた方々にお礼の言葉を述べさせていただき、この文章を締めたいと思います。


まずは美郷町町役場の方々、今回はこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

永妻さんと佐竹さんには、卒業論文を一筆するにあたって美郷町が行っている政策や現状の課題等々、長いお時間を頂き、たくさんのお話を聞かせていただきました。本当にありがとうございました。
また、高橋さんと倉橋さんには焼肉をご馳走していただき、色々なお話もできて、本当に楽しかったです。お肉美味しかったです。

地域おこし協力隊の方々は、滞在中のサポートを含め、地域の方々とのパイプ役になっていただいたお陰でこの2週間がより密なものになりました。
農作業が終わったあと、飲みに連れて行っていただけたこと、本当に感謝しています。石見のお酒と料理は全部美味しくて、つい食べ過ぎてしまいました…。
また、飲みの場では協力隊の方々の経験を交えた、社会人になってからも活きるお話をたくさん聞かせていただきました。本当にありがとうございました。

石見のお酒


そして、私たちを受け入れて下さったファームむらじさん。
農業が不慣れな私に、一から丁寧に作業を教えて下さったこと、日々の農作業が大変な中で、私たちを受け入れてくれたこと、そして明るく、楽しく話しかけていただいたことは、ずっと忘れません。
本当にありがとうございました。

ファームむらじさんでの作業風景


最後に、今回の滞在中関わっていただいた町民の方々。
全く面識のない若者が来ても、壁を作ることなく話しかけていただいて、美郷町の暖かさを存分に感じることができました。
時には食事をご馳走していただいたり、時には安く野菜を買わせていただいたり、時には一緒に卓球をしていただいたりとこの2週間はかけがえのない思い出になりました。

食事をご馳走してくれた信ちゃん
地域の方との卓球

今回、多少の不安と期待が混じりながらも、この美郷町の山体験プログラムに参加できて、本当によかったです。

まだまだ発掘しきれていない美郷町の魅力はたくさんあると思うので、これからも何らかの形で、美郷町に携わっていけたらいいなと思います

長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。