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破る専門から貼る専門に

大人の山留学担当の竹下です。

もう12月半ばだということに驚きつつ、、
山留学生用のシェアハウスの障子が破れていましたので障子貼りをしました。

実家には障子があったんですが僕はもっぱら破る専門で。
貼り替えはやったことはなく、おばあさんが外で作業しているのを家の中から「ごめーん」と思いながら見ていました。(といっても数秒くらい)

剣や槍で突き刺したり(神楽ごっこ)、激突して破ったり(プロレスごっこ)と、破る原因はさまざまあるのですが、、、

僕がまだ小さかった頃(2~3歳?)の頃、衝撃的な破り方をしたようです。

その方法がこちら。

幼児クライマー

障子は破るわ、危ないわ、驚くわで、親は忘れられないそうです。
もちろん僕は覚えていない。


さて、YouTubeで障子貼りの方法について予習を済ませ、早速作業に取り掛かります。

作業工程はこんな感じです。

  1. 水で桟を濡らし、5分放置した後、古い障子紙を剥がす。

  2. 桟についているのりや紙をとる。

  3. しっかり乾かす。

  4. 障子枠を平らなところに置き、障子紙を貼りだす位置を決めてマスキングテープで仮止め。

  5. 桟にのりをつける。

  6. 障子紙をゆっくり障子枠に貼っていく。

  7. 障子紙と桟がしっかり接着するように軽く指で押さえる。

  8. 接着ができたら端の余分な紙をカッターでカットする。


まずは古い障子紙を剥がしていきます。のりの違いなのか、剥がしやすい障子とそうでない障子がありました。桟に残ったのりや紙は新しい紙の接着を邪魔するので念入りに取り除いていきます。

このピロピロになるのが厄介。

これが結構めんどくさい。

めちゃくちゃ紙がちぎれて、6枚の障子を貼り替えたのですが、1時間半くらいかかりました。。

そして、この記事を書きながら気づきました。


”1.水で桟を濡らし、5分放置した後、古い障子紙を剥がす。”

してないやん。

どうせ貼り替えるからと、調子に乗って穴をあけたり、思いきり破ったり。

水で濡らしておいておけば苦戦することなくそのままぺりぺり剥がすことができたんじゃ。。

まぁいいです。
桟に残ったのりと紙を剥がすときには水をつけたのですが、すごく剥がしやすかったです。

障子枠をしっかり乾かし、次はいよいよ障子を貼っていきます。

障子紙の位置を決めて

のりをつけていきます。

写真はありませんが、途中でのりチューブの首がちぎれて”大こぼし”


そして、障子紙がまっすぐになるよう、そしてシワにならないよう慎重に貼っていきます。

最後に余った紙をカットして完成!

貼り終わったら、障子紙に霧吹きで水をかけると、紙が縮んでピンッと張るようです。


障子枠にはガラスが埋め込まれているので割らないよう慎重に&慣れない作業だったので、疲労困憊。

貼り替えた障子を元の位置に戻し、道具を片付け、さあ帰ろうとシェアハウスの窓の鍵を閉めて回っていた時、、

障子紙を破られるだけ破られて。
すっかりその存在を忘れられ。
脱衣所にひっそりと。


これからこの障子を貼る気力は到底残っておらず、そのまま帰庁しました。


” 大人の山留学は令和6年度の山留学生を募集しています ”
リアルな田舎暮らしを体験しつつ、地域づくりプロジェクトに参画しませんか。

今回整備したシェアハウス

住居となるのは、障子の綺麗なシェアハウス。家賃・光熱水費はかかりません。もちろん貼り忘れた障子も貼っておきます。

詳しくは大人の山留学HPをご覧ください。