星空に届け、手作りランタンの灯。みんなで作った今年の公民館合同事業#1
はじまり
ある日の公民館主事会のこと。
「今年も合同事業やるよね!?」
「うん!なにやる?雲海ウォッチングも2年やったがぁ。」
「来月の主事会までにそれぞれ考えてくるにしようやぁ。」
そんなところから今年度の美郷町公民館合同事業プロジェクトは動き出しました。
美郷町の公民館では、2年前から全館合同事業を実施しています。
一昨年、昨年と「美郷雲海ツアー」という、雲海を見ながら山頂で温かいシチューやホットドッグを食べてコーヒーを飲むというイベントを実施してきました。
各回好評はいただいていましたが、さすがに3年目になる今年は、違うことしないとマンネリ化するよね~という声もあり、今回リニューアルした企画を考えることになりました。
今年は何をやろうか、私も考えました。
せっかく合同で取り組むなら、各公民館の知恵と力を集結して、合同ならではの取り組みにしたいなと思いながらも、浮かんでくるアイデアは全て微妙。
自分の興味のあることや、やってみたいことをとりあえず書き出してみるけど、どれも「そんなんお前ひとりでやっとけ!」って思われる気がして、最終的に、案として何も出すことができませんでした。
そして迎えた主事会。結果的に、「今年も合同事業やるよね!?」と、
言い出しっぺ←の沢谷公民館の梅木さんのアイデアが採用されました。
「ランタン作りと星空観察」
やることが決まってからは、臨時の主事会を開き、
イベントの”目的” ”内容” ”日程” ”役割”を考えました。
【目的】ふるさとの魅力を再確認すると同時に、地域間交流を深める。
【内容】ランタン製作(みさと館)→星空観測会(三瓶自然館サヒメル)
【日程】令和6年11月8日(金)
【役割】プラスチックランタン準備(梅木主事、岩谷主事)、竹灯籠ランタン準備(竹田副館長、竹内副館長)、チラシ制作(竹田副館長)、マイクロバス手配(教育委員会)など
それぞれの得意なことや、できることを企画に盛り込み、美郷町公民館ならではの取り組みができあがってきました。各役割にはメイン担当者を置き、他のスタッフに指示やレクチャーをしながら、これから全員で取り組んでいくことを決めました。
安全に実施するために
事業を実施するにあたり「安全であること」は絶対条件のひとつです。
ランタンの製作時には、電動ドリルやハサミ等を使用することに加え、星空観測会は夜間の徒歩移動を伴います。
電動ドリルは事前の主事会において全員が使ってみて、危険を予測。そして、当日どのスタッフでも参加者のサポートができるようにしました。夜間の徒歩移動については、会場の下見や当日の誘導員の配置、バスの昇降時、会場の発着時の点呼を行うことにしました。
↓今年実施した安全管理研修での学びを活かします。↓
当日、スタッフが何となくで動いてしまい、活動のどこかにスタッフの目が届かない死角ができてしまうこともありえます。スタッフの当日の動きの細案を作成し、どの時間帯に誰が何をしているのかということも事前に確認しておきました。
チラシづくりはおまかせ!
っていうくらい、チラシづくりをおまかせできる副館長が美郷にはおられます。竹田さんです。(絵も上手)
ふわっとしたイメージと必記事項、そして締切りだけ伝えれば、あとはおまかせで、いつも素敵なチラシを仕上げてくださいます。
今回も、「チラシはやっぱり竹田さん!お願いできますか~?」「いいよ~いつまで??」ってな感じで快く承諾していただき、つくっていただきました。
できあがったチラシは、町内全戸配布、町内小中学生への配布を行いました。そして保育園・小中学校・役場にはポスターサイズにしたものを掲示しました。
参加者の募集がはじまりました。
実は、、
「定員何人にする?」
「バスの定員(バス定員28名から運転手と同乗するスタッフ除いて25名)にするか~」
「そんなに申し込みが来ればええけどね~笑」
みたいな会話を、初めのころの主事会でしていました。
「ちょっと様子みて人が集まらんかったら、どこかでIP放送(町内で流れる告知放送)いれよう(放送しよう)や。」とも。
しかし、募集を開始してみると、なんと49名の申し込みをいただき、スタッフみんなでびっくり&ひと安心!
想定外の人数に、天体観測を行う施設に受け入れ可能かどうかを確認し、ギリOKとのことだったので、スタッフ含め総勢60人ほどのビッグイベントが行われることになりました。
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長文になってしまったので、当日の様子は別の記事にまとめます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!!
(教育委員会 竹下)