町の人が町の変化を肌で感じてもらえるレベルまで#移住・定住PR担当
美郷町役場 美郷暮らし推進課にて「移住・定住PR」担当を行う竹下さん。
この山留学制度を立ち上げ、運営も担当しています。竹下さんにプライベートから仕事との向き合い方まで、お聞きしました。
休日は趣味の観葉植物の手入れとメダカ飼育
エバーフレッシュは夜になると、葉が閉じて〜
姫モンステラは下の葉に日光届けるために葉が分かれていって〜
メダカの種類が混ざらんように水槽を分けて〜
観葉植物もメダカ飼育も奥が深いんよ!
どんな職場ですか?
みんなでわいわい意見を出し合ってる明るい職場ですね。
単純な仕事というより多岐にわたる業務で忙しけど飽きない。みんなでわいわい意見を出し合うからこそ明るい職場です。和気あいあいとしている時間が多くて、その中で仕事につながるアイデアが出ることもあるかな。
このチラシはインタビュー前にわいわいしながら生まれたものです。
よくみると、英文の下2行は日本語になっていますね!
「iju-shitemiyoukana-!」
いじゅうしてみようかなー!
「doga-natokoka minikityansai!」
どがーなとこかみにきちゃんさい!
かっこいい英文何かないかと話していましたが、みんな英語が苦手で方言をローマ字で書くのは?というアイデアから実際にチラシになりました。
プロジェクトについて教えてください!
町の魅力発信をメインでやってもらいたいと思ってます。
町外向けに。もちろん町内もあり!
僕たちが本来やるべきところでもあるかもしれないけど、若い人の自由な発想っていうか、いろんなやり方って正解とかないし、それを自分なりにやり方を見つけてもらえればいいかなと。
情報発信において目標はありますか?
情報発信は結果が数値で計りにくいから難しい。すぐに成果が出るものじゃないし。最終目標としては町の人が町の変化を肌で感じてもらえるレベルまでいけると、成果としてカウントできるかな。
町民さんにこんなことやってますって伝えるのではなく、肌感として確かに移住者増えてきてるなって思ってくれるようになったら嬉しいです。
山留学にはどんな人が向いていると思いますか?
人と話したり、聞いたりするのが好きな人がいいかな。
そういう人の方が、自分の感性を伝えるのがうまそう。コミュニケーションをとるのが得意というか好きな人がいいと思います。
仕事のやりがいはなんですか?
まだまだ、町民に肌で感じてもらうっていう目標までいけてないから、これといったやりがいは感じてない。まだまだやることいっぱいあるし。
働くうえで大切にしていることはなんですか?
この町ならではのもの、ここにしかないものだけに目を向けて町をPRすることはとても難しいと思っています。どの町にも魅力や個性はあってそれを優劣つけるのはできない。移住者にとって、今の暮らし(都市部)にないもの、その地でしか体験できないこと、そこに行かなければ会えなかった人達、そういった移住の動機になることを顕在化して、デザインできる職員がいる町が移住者に選ばれる町になると思います。普段の生活で感じた不満や不安、そして町民や都市部の人からきいた意見を仕事に落としこんで、移住施策に取り組みたいと思っています。
最後にこの山留学制度を取り入れてみてどう感じましたか?
最初は本当にこれで大丈夫なのかとか、不備はないかとか、身構えてびくびくしていた。でも実際受け入れてみると、柔軟に対応してくれて、思ってた以上のこともやってくれて、今となってはかなり頼りにしています。
そんな存在が他の町職員になにかしら影響を与えてる気がする。特定の場所で働くのではなくて、割とフリーに動けているから各課の壁が低くなったと感じています。特にバリ交流事業は山留学生が課を横断して動いてくれたからこそ職員同士も協力しやすかったんじゃないかな。大人の山留学生は各課を繋いでくれる役割も担ってくれていると思いますね。
竹下さんありがとうございました!
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