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麻布大学農村調査実習

8月22日、23日、麻布大学獣医学部動物応用科学科の動物資源経済学演習「農村調査実習」が美郷町内で開催されました。
この実習は、現実の課題と対策に直接触れることで、社会・経済問題を考える力を養うカリキュラムで、麻布大学本学で美郷バレー構想について6回の事前学習ののち、美郷町を訪れて過疎・地域おこし・駆除動物の資源利用などを学生が美郷町民・関係者との会話から学ぶものです。
演習には、同大学獣医学部動物応用科学科4年生5名に、現在、美郷町に滞在して卒業論文ための研究されている生命・環境科学部環境科学科4年生3名が加わり、2日間、同大学フィールドワークセンターを拠点に町内の町民の山くじらに関わる暮らしや獣害対策を施した農地の見学、産直みさと市での農産物の見学をしました。
今回の実習では「豚熱と地域づくり」というテーマで麻布大学教授 江口先生や美郷町役場職員、さらに美郷バレー協定企業・タイガー(株)による現場対応の説明を通じて新たな課題とその対策を学びました。

参加した学生さんの感想は、「美郷バレーの取り組みが多くの知己とつながっており、まさか自分の出身地(神奈川県大磯町)にこれほど関係しているとは夢にも思わなかった」、「食肉関係に就職することになったので今回の実習はとても勉強になった」、「何事にも一つひとつこれまでの経験や先のことを考えながら行動していくことの大切さを知った」、「ポジティブに発想を展開していることに魅力を感じた」と。
美郷町に滞在しないと得られない、幸ある3泊4日の実習になりました。