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体験活動の安全管理を学ぶ。公民館主事会で学んだ”ヒヤリ”対策。

こんにちは。
美郷町教育委員会の仲田です。

8月6日(火)、君谷公民館で第3回美郷町公民館主事会を開催しましたのでご報告します。


美郷町の公民館では、子どもたちの健やかな成長をサポートするため、自然やさまざまな人々との触れ合いを通じた体験や遊びを大切にしています。

今回は、島根県立少年自然の家(江津市)から研修支援スタッフのお二人を講師にお招きし、『体験活動での安全管理研修』を実施しました。

安食さんと土江さん

演習では、子どもたちが屋外で調理を楽しんでいるイラストを見て、そこに潜んでいる危険について考えました。

調理実習中のイラストですが、火を使う子、遊んでいる子、包丁を持って移動する子に潜む、さまざまな”ヒヤリ”とする場面を想定しながら、どんな危険があるかをみんなで話し合いました。

参加者からは、「子どもって、目の前のことに夢中になるし、意外な遊び方をする天才だよね。大人より視野が狭いし、予測して動くのが苦手。それを前提にどう対応するか考えるのが大事だなぁ」といった感想が出ました。自分が子どもだった頃を思い出しながら、公民館でのこれまでの活動を振り返りつつ、共感することばかりでした。

また、「同じ活動内容でも、去年と今年では状況が変わることがあるから、ちゃんと現地を確認して、みんなで情報を共有したり、役割を分担することが大切だね」という意見もありました。

事前だけでなく、事後もお互いに意見交換をしながら、より安全な活動を行っていくことが重要です。

そして、「自分の命や安全は自分で守る」という意識を、子どもたち自身が持つことも大切だと感じました。

今後は、活動前にイラストを使って、子どもたち自身に、危険について考えてもらう時間を設けていきたいと思っています。

今回の研修は、これからの活動に役立つたくさんのヒントが得られる、とても有意義な時間になりました。