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豚熱…ピンチをチャンス、そして魅力に!

3月に入り、獣害対策の捕獲活動がスタートしました。今や美郷町だけでなく、島根県ほぼ全域が豚熱感染確認地域になりつつあります。
今までの獣害対策を起点とした地域づくり、その過程で住民を巻き込む手段としての町が“おおち山くじら”と銘打って地域ブランドとして夏イノシシ(=山くじら)の利活用を行ってきました。
以前もNOTEの記事で豚熱感染区域に触れましたが、令和5年度この1年を振り返って豚熱感染区域で「やれん(困った)、やれん」で悲観し、足踏みするのではなく、前向きに従来の取組みが家畜伝染予防法をはじめとしたルールの下で家畜防疫を最優先にしながらも、いかに活動を円滑にしていくか?知恵と行動力、美郷バレー協定企業・団体にとっては個々の経営能力が問われる1年になりました。
1年前、町の一部が豚熱感染区域なって美郷バレー参画企業団体は経営能力や行動力が問われ、町は美郷バレーの真価が問われてきました。
美郷バレーの真骨頂は“ピンチをチャンスに”です。
今、美郷町では防疫を徹底してのイノシシの処理(処分・利活用のための検査)が円滑に行われ、タイガー(株)が参入して山くじらや美郷もみじの町内飲食店提供、青空クラフトの活動(イノシシ革製品サークル)へのなめし皮の提供など、「やれん」ではなく「やれる(チャレンジ)」で、美郷バレー参画企業団体や地域と連携してその真価を発揮しています。
青空クラフト代表 安田兼子さんは「豚熱でもおかげでイノシシのPCR検査でなめし皮の調達できてメンバー元気に活動しています」と豚熱感染区域だからといって悲観せず、絶えず前向きに視察者や取材でコメント。


JR新幹線(東海道・山陽)グリーン車席に配布されていますWedge(ウェッジ)月刊誌3月号のテーマは「小さくても生きられる社会をつくる~「令和型」の地域再生の最前線~」。
豚熱感染区域にとどまらず、人口減少に対しても悲観することなく、常に前向きに活動している美郷町の人たちが紹介されています(そのときの取材風景〈JR東海グループ㈱Wedge編集部〉)。

悲観して立ち止まるのではなく、ピンチをチャンスに!
4月から新たなチャレンジが元気にスタートします!


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