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麻布大学×島根中央 高大接続プロジェクト

9月18日(水)午後、麻布大学フィールドワークセンター玄関口で麻布大学3学科(食品生命科学・動物応用科学・獣医学科)の11名の大学生と島根中央高校2年生15名が交流をしました。2時間余りのセミナーですっかり打ち解けた様子で最後の記念撮影ではみんなが麻布大学の頭文字Aのポーズで“パチリ”(表紙写真)。
麻布大学フィールドワークセンターに訪れた島根中央高校2年生を出迎えたのは、麻布大学教授・同センター長の江口先生。まず、ホール内で展示の説明。次に講義室に移動して大学生11名と初対面。江口先生がフィールドワークセンターの紹介動画を流すも島根中央高校の生徒さんは少々緊張地味。

江口先生から高大接続プロジェクトプログラムを企画された獣医学部獣医保健看護学科教授 島津先生にバトンタッチ。島根中央高校の生徒さんの緊張をほぐそうと自己紹介。「自分の好きなこと、学びたいことができるのが大学です」と島津先生自身の経験から15名の生徒にエールも。その後、大学生と高校生が3班にわかれて全員が自己紹介。あっという間に打ち解けて大学生活を聞くなど笑顔や笑い声で講義室が和みました。

するとウマと人の骨格の標本写真をバックに島津先生から「害獣駆除からジビエ料理までを6次産業化するために必要な大学の学びとは?そのためには大学でどんなことを学んだらいいのか、どうしたら6産業化が実現できるのか考えてください。答えはありませんから」というお題が。
大学生のお兄さん、お姉さんと島根中央高校の生徒さんがしっかりディスカッションしたのち3班それぞれの発表がありました。

大学生と生徒が2人一組で発表。息の合った班もありました。
1次産業では「動物やその行動を知る」「狩猟技術や法律を学ぶ」、「そもそも害獣とは?」などを大学で学ぶ。2次産業は「食品加工やHACCP、公衆衛生、調理方法などを学ぶ」、6次産業は「販売や経営、セールスポイントとしての栄養学、広く流通させるためのマーケティング、PR宣伝・・・」といろいろな学びが必要ということが発表されました。「動物を知る、動物の行動を知る、環境なら麻布大学」と大学生から勧誘の声も。

島根中央高校2年生の生徒さんたちにとってオープンキャンパスとは一味も二味も違った大学体験になりました。
島津先生、江口先生から「少しでも麻布大学に興味をもっていただけたら」と締めくくられ、麻布大学初の試み高大接続プロジェクトが和やかな雰囲気で終わりました。